パキスタンのムシャラフ元大統領(Pervez Musharraf)が2月5日に亡くなった。享年79歳。1999年10月に彼が軍事クーデター(ほぼ完璧に無血だった)を起こした時、小生はラホールでの国内出張を終え、同空港から復路カラチ便で飛び立つ直前だった。空港は突然閉鎖され、数時間ほど、飛行機の中、そして空港ターミナルの中で待機。一般市民は概ね全員が歓喜の声を挙げていた。その日は空港閉鎖のままとのことで、ラホール市内に戻り、ホテルから東京にメール報告したことを鮮明に覚えている。「残念ながら、現在のパキスタンではDemocracyの前にDisciplineが必要だと考える。」と打った。その後のこと。ムシャラフの功罪は追々。先ずは。合掌。